第3回 科学技術におけるロボット教育シンポジウム
概要
本シンポジウムは、WRO Japanの目的に沿い、特に小中高校生向けに自律型ロボットを使った科学技術教育の実践を行っている指導者、支援者のための情報発信、発表および情報交換、交流の場とし、指導者の増加と指導者の実践力のレベルアップを目指します。主に小中高校の教員、指導者を対象とし、さらに小中高校生および教員を支援する高専、専門学校、大学、科学館、企業、NPO等、また社会教育の一環としての実践企業、団体による活発な活動の広がりを目指します。
開催概要
主催
NPO法人WRO Japan
共催
WRO Japan実行委員会
目的
教育現場、人材育成現場で実践されているロボットを活用した教育内容、手法等の発表、受講機会を設け、教員・指導者同士の交流の場を提供する
開催日
2010年9月11日(土)
会場
Bumb東京スポーツ文化館(東京都江東区夢の島)[ 交通案内 ]
参加者
小中高校の教員、およびそれらをサポートする機関(大学、科学館等)また人材育成として取り組んでいる機関(企業、NPOI等)
内容
ロボットを活用した教育カリキュラム、体制、手法等。基調講演(調整中)、各現場における教育実践内容発表、交流ワークショップ
出 版
論文集(書籍、CD)を発行する
参加費
一般5,000円
NPO法人WRO Japan会員(参加費:4,000円)
学生(参加費:2,000円)
参加費に含まれるもの:発表要旨集
当日スケジュール
9:00 | 受付開始 | ||
9:25 | 開会式 | ||
9:30 | 基調講演 (研修ルームB)
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10:20 | 基調講演終了・休憩 | ||
【午前の発表】 | |||
高等学校(研修ルームB) | 小学校および地域連携(研修ルームC) | ||
10:30 | 中澤 透 WRO国際大会出場報告 ―授業での取組について― | 川原田 康文 ロボティクス科の授業デザインとこれまでの成果と今後の展望 | |
10:50 | 高橋 繁美 授業での実践について | 大野 豊 SPPを利用した複式学級におけるロボット学習 | |
11:10 | 河田 拓朗 レゴマインドストームによるロボット教育の今後の可能性 | 内田 奈津子 サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)による取り組み事例 | |
11:30 | 金塚 茉利子 問題の解決と処理手順の自動化を学習するカリキュラムの開発 ~高等学校「情報の科学」における指導過程の提案~ | 掘 敬太 工学を体感させる小学生向けLEGO教育の実践 | |
11:50 | 杵渕 真一 教育用ロボットに用いられるセンサ類の性能と効果的使用法 Performance and Efficient use of Sensors used for Educational robot | 浅利 玲奈 地域社会活動の視点から見たロボット教育の成果と今後の展望 | |
12:10 | 嶋村 圭一 LEGO MINDSTORMS NXT活用の有効性を考察する。 ~「楽しく製作」から「どこまでも探求」実現へ向けて~ | ||
12:30 | ランチタイム | ||
ワークショップ | |||
13:10 | A 速くて正確なロボット制御技術 | B WROにおける地域連携人材育成事業の取組み(事例紹介) | |
ワークショップ終了、コーヒーブレイク | |||
【午後の発表】 | |||
中学校(研修ルームB) | 地域連携および高校大学連携 (研修ルームC) | ||
14:40 | 嶋田 彰子 生活にいかす力を育てる自律型ロボットを用いた学習題材の開発と実践 | 島田 敏一 富山県におけるロボット・プログラミング教育の実践 | |
15:00 | 吉田 功 小平市中学生ロボット大会及び自校での授業実践報告 | 奥村 直 レゴマインドストームを通して学ぶコミュニケーション能力 | |
15:20 | 神藤 健朗 部活動におけるWROの取り組みについて | 鈴木 研二 自律型ロボットを用いたものづくりとプログラム学習の実践 | |
15:40 | 糀谷 隆雄 技術教育における新しい複合題材を用いた授業実践 | 藤吉 弘亘 問題解決型授業の実践と中部大学での取り組み | |
16:00 | 赤羽根 岳 NXTを活用した教員研修の提案 | 浅野 拓哉 ICT技術を活用した開発技術要素の検討をテーマとした高校大学連携プロジェクト学習の実践 | |
16:20 | 閉会式 | ||
16:30 | 閉会式終了 |
基調講演
タイトル:「生き物の感覚器とロボットのセンサー」
下山 勲氏 / 東京大学IRT研究機構 機構長 / 情報理工学系研究科 教授 / 工学博士
●講師プロフィール
1955年生まれ。東京大学工学部機械工学科卒。
1982年、同大学大学院工学系研究科機械工学専攻博士課程修了。
同年、東京大学工学部講師。
1983年、助教授。1999年、機械情報工学科教授。
2007年-2010年、東京大学大学院情報理工学系研究科長。
2008年、東京大IRT研究機構長。2足歩行ロボットの世界初の実現、
4足歩行ロボットの実現、MEMSの研究で知られる。
日本ロボット学会論文賞、日本機械学会ロボティクスメカトロニクス部門
ROBOMEC表彰、同学術業績賞、
「今年のロボット」大賞2008、など受賞多数。
95年、日本機械学会フェロー。TheInstitute of Physics(英国)フェロー。
ワークショップ
A. 早くて正確なロボット制御技術 |
松原 拓也 (有)ニコ 取締役ロボジョイくらぶ ロボジョイ・マイスター著書:「LEGO MINDSTORMS NXT グレーブック ~プログラムノツヅラ」(毎日コミュニケーションズ)五十川 芳仁 イソガワスタジオ(株) 代表取締役ロボジョイくらぶ ロボジョイ・マイスター著書:「レゴのしくみで遊ぶ本」(ソフトバンククリエイティブ) 「LEGO MindStorms NXT オレンジブック~アイデアノタマテバコ」(毎日コミュニケーションズ) 「LEGO Technic ~虎の巻」(PDFブック) |
B. WROにおける地域連携人材育成事業の取組み(事例発表) |
シンポジウム参加申込方法
事前に申し込み、事前入金をして頂きます。(振り込み手数料はご負担願います)
※申し込み確認後、入金方法をメールにて返信致します。
入金を確認後、参加票をメールにてお送りいたします。
当日は、印刷した参加票をご持参ください。
交流会
本年はシンポジウム閉会後の懇親会はありません。
昼食は館内のレストランをご利用いただくこともできますが、ご希望の方にはお弁当を会場にご用意いたしますので、昼食を食べながら、またワークショップ後のコーヒーブレイクの時間に懇親を深めていただきたいと思います。
第3回 科学技術におけるロボット教育国際シンポジウム
開催概要
目的
各国の教育現場、人材育成現場で実践されているロボットを活用した教育内容、手法等の発表、 受講機会を設け、教員・指導者同士の交流の場を提供
開催日
2010年11月6日(土)
会場
フィリピン マニラ市内
参加者
小中高校の教員、およびそれらをサポートする機関(大学、科学館等)また人材育成として取り組んでいる機関(企業、NPOI等)
内容
ロボットを活用した教育メソッドの発表。
ロボットを活用した教育カリキュラム、体制、手法等。
各現場における教育実践内容発表、交流会等