第7回
科学技術におけるロボット教育シンポジウム
概要
本シンポジウムは、WRO Japanの目的に沿い、特に小中高校生向けに自律型ロボットを使った科学技術教育の実践を行っている指導者、支援者のための情報発信、発表および情報交換、交流の場とし、指導者の増加と指導者の実践力のレベルアップを目指します。主に小中高校の教員、指導者を対象とし、さらに小中高校生および教員を支援する高専、専門学校、大学、科学館、企業、NPO等、また社会教育の一環としての実践企業、団体による活発な活動の広がりを目指します。
開催概要
【主催】NPO法人WRO Japan
【共催】WRO Japan実行委員会
目的
教育現場、人材育成現場で実践されているロボットを活用した教育内容、手法等の発表、受講機会を設け、教員・指導者同士の交流の場を提供する
開催日
2014年7月19日(土)
会場
科学技術館 交通案内
東京都千代田区北の丸公園2番1号 TEL:03-3212-8544
参加者
小中高校の教員、およびそれらをサポートする機関(大学、科学館等)また人材育成として取り組んでいる機関(企業、NPO等)
内容
ロボットを活用した教育カリキュラム、体制、手法等。基調講演、各現場における教育実践内容発表、交流ワークショップ
終了後、会場近隣にて懇親会あり(有料、希望者のみ)申込フォームにて参加を申し込まれた方には、別途ご案内を差し上げます。
スケジュール予定
9:45-9:50 | 開会式 |
---|---|
9:50-10:50 | 基調講演 |
11:00-12:00 | 事例発表 |
12:00-13:00 | ランチタイム |
13:00-14:45 | ワークショップ |
14:45-14:55 | 休憩 |
14:55-15:55 | 事例発表 |
15:55-16:05 | 休憩 |
16:05-17:05 | 事例発表 |
17:05-17:15 | 閉会式 |
18:00- | 懇親会 |
参加費
一般 | 2,500円 |
---|---|
NPO法人WRO Japan会員 | 1,500円 |
学生 | 1,000円 |
出版
論文集(書籍、CD)を発行
実践実例発表の受付
事例発表募集要項はこちら
▶事例発表募集要項(ver.1.0)
▶word事例発表作成ひな形(word)
※発表者の皆様は、発表申込書(募集要項の中にあります)とは別に、上記の参加申し込みフォームから参加登録をお願いいたします。
基調講演
タイトル:「WROの先にあるETロボコンへのチャレンジ」
星 光行 氏/ETソフトウエアロボットデザインコンテスト 本部実行委員長
株式会社クナイ 渉外・営業サポート部 部長
航空自衛隊でのバッジシステム「自動航空警戒管制」の運用、日本初のマイコン雑誌「I/O」誌の編集を経て、1981年に星光電子を設立する。組込用リアルタイムOS「OS-9」開発に携わり、大手メーカーPCに実装される。1989年マイクロウェア・システムズ設立に参加、同社の「OS-9」を組込みシステムに導入させた。
現在は、(株)クナイでデジタルTVのコンサル業務などを行っている。組込みシステム技術協会参与、ET展実行委員会副委員長、ETロボコン実行委員長、東京工業大学・早稲田大学・立命館大学の客員講師である。
参考)組込みシステム技術協会ウェブサイト
ワークショップ
テーマ:「ロボットを作ろう」
松原 拓也 氏/(有)ニコ 取締役
ロボジョイくらぶ ロボジョイ・マイスター
著書:「LEGO MINDSTORMS NXT グレーブック.~プログラムノツヅラ」
(毎日コミュニケーションズ)
五十川 芳仁 氏/イソガワスタジオ(株) 代表取締役
ロボジョイくらぶ ロボジョイ・マイスター
著書:「The LEGO Technic Idea Book」(No Starch Press)
「ブロックで作るキカイの本」(毎日コミュニケーションズ)
「LEGO MindStorms NXT オレンジブック」
(毎日コミュニケーションズ)
事例発表題目および発表者一覧
(敬称略・発表順)
初等中等教育と大学の連携
タイトル | 発表者・共著者 | |
---|---|---|
1 | 小中高大連携「実践的ロボット教室」による地域小学生を対象とした 教育実践プログラムの試み | 仲島 浩紀、八尋 博士(帝塚山中学校・高等学校) 河盛 雪鈴(帝塚山大学) |
2 | ロボットを通じた秋田県北地域におけるものづくり人材の育成 | 徳田 孝明(秋田職業能力開発短期大学校) |
3 | 創成教育を担うレゴマインドストームの役割 | 田宮 直(愛知工科大学) |
4 | スマートスクールをテーマとした高校・大学連携プロジェクトの実践 | 大谷 昌生、山田 幸宏、金井 徳兼(神奈川工科大学) 入内島 雅明(群馬県立伊勢崎工業高等学校) |
中等教育における教育実践
タイトル | 発表者・共著者 | |
---|---|---|
5 | 小・中学生を対象にした「モデリング学習」の成果と課題 —Rescue Robot研究講座での実践— | 皆川 孝様(NPO法人新発田科学技術教育ネットワーク) |
6 | 高等学校普通科情報科目でレゴマインドストームを使った授業実践 | 平田 知里、中川 千恵子、片岡 綾太(千葉英和高等学校) |
7 | 教育用レゴマインドストームを用いた多段階教育プログラム ~導入2年の成果と課題、ならびに、今後の展開~ | 玉木 隆幸(奈良工業高等専門学校) |
8 | LEGO MINDSTORMS EV3を用いた植物工場モデルの提案 | 佐藤 正直(板橋区立赤塚第三中学校) 山本 利一(埼玉大学教) |
WROの教育効果
タイトル | 発表者・共著者 | |
---|---|---|
9 | 世界一を目指した取り組みの始め方について | 棚原 隆光(沖縄県立美来工科高等学校) |
10 | マインドストームによる学校活動の活性化 | 平井 俊成(日本女子大学附属高等学校) |
11 | WROJapan2013におけるプレゼンシート考 | 渡邉 辰郎(渡辺設計合同会社) |
12 | 人材育成を目指したWROうつのみや大会の取り組み | 嶋田 彰子(栃木県立栃木工業高等学校) 奥中 有美(宇都宮市役所) 鈴木 研二(宇都宮市立国本中学校) 糀谷 隆雄(宇都宮市立星が丘中学校) 針谷 安男(宇都宮大学) |
当日スケジュール
2014年7月19日(土) 科学技術館
第7回科学技術におけるロボット教育シンポジウム プログラム | |||
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9:20 | 受付開始 | ||
9:45 | 開会式 | ||
9:50 | 【基調講演】 | ||
星 光行 氏(ETソフトウエアロボットデザインコンテスト 本部実行委員長) | |||
10:50 | 基調講演終了・休憩 | ||
11:00 | 初等中等教育と大学の連携 | 【事例発表】座長:渡邉 辰郎 氏(元・東京大学/渡辺設計合同会社) | |
小中高大連携「実践的ロボット教室」による地域小学生を対象とした教育実践プログラムの試み 仲島 浩紀(帝塚山中学校・高等学校) | |||
11:15 | ロボットを通じた秋田県北地域におけるものづくり人材の育成 徳田 孝明(秋田職業能力開発短期大学校) | ||
11:30 | 創成教育を担うレゴマインドストームの役割 田宮 直(愛知工科大学) | ||
11:45 | スマートスクールをテーマとした高校・大学連携プロジェクトの実践 大谷 昌生(神奈川工科大学大学院工学研究科) | 12:00 | ランチタイム | 13:00 | 【ワークショップ】 |
【チームで発想&デザインワークショップ】 ロボットを作ろう | |||
14:45 | 休憩 | ||
14:55 | 中等教育における教育実践 | 【事例発表】座長:針谷 安男 氏(宇都宮大学) | |
小・中学生を対象にした「モデリング学習」の成果と課題 皆川 孝(NPO法人新発田科学技術教育ネットワーク) | |||
15:10 | LEGO MINDSTORMS EV3を用いた植物工場モデルの提案 佐藤 正直(板橋区立赤塚第三中学校) | ||
15:25 | 教育用レゴマインドストームを用いた多段階教育プログラム ~導入2年の成果と課題、ならびに、今後の展開~ 玉木 隆幸(奈良工業高等専門学校) | ||
15:40 | 高等学校普通科情報科目でレゴマインドストームを使った授業実践 平田 知里(千葉英和高等学校) | ||
15:55 | 休憩 | ||
16:05 | WROの教育効果 | 【事例発表】座長:山本 利一 氏(埼玉大学) | |
WRO2013におけるプレゼンシート考 渡邉 辰郎(渡辺設計合同会社) | |||
16:20 | マインドストームによる学校活動の活性化 平井 俊成(日本女子大学附属高等学校) | ||
16:35 | 人材育成を目指したWROうつのみや大会の取り組み 嶋田 彰子(栃木県立栃木工業高等学校) | ||
16:50 | 世界一を目指した取り組みの始め方について 鈴木 航平 (埼玉大学 教育学部) | ||
17:05 | 閉会式 | ||
17:15 | 終了 | ||
18:00 | 【懇親会】 |