シンポジウム2017

第10回
科学技術におけるロボット教育シンポジウム

概要

本シンポジウムは、WRO Japanの目的に沿い、特に小中高校生向けに自律型ロボットを使った科学技術教育の実践を行っている指導者、支援者のための情報発信、発表および情報交換、交流の場とし、指導者の増加と指導者の実践力のレベルアップを目指します。主に小中高校の教員、指導者を対象とし、さらに小中高校生および教員を支援する高専、専門学校、大学、科学館、企業、NPO等、また社会教育の一環としての実践企業、団体による活発な活動の広がりを目指します。

開催概要

【主催】NPO法人WRO Japan
【共催】WRO Japan実行委員会

目的

教育現場、人材育成現場で実践されているロボットを活用した教育内容、手法等の発表、受講機会を設け、教員・指導者同士の交流の場を提供する

開催日

2017年7月15日(土)

会場

科学技術館 交通案内
東京都千代田区北の丸公園2番1号

参加者

小中高校の教員、私塾やNPOの指導者、およびそれらをサポートする機関(大学、科学館等)また人材育成として取り組んでいる機関(企業、NPO等)

内容

ロボットを活用した教育カリキュラム、体制、手法等。基調講演、各現場における教育実践内容発表、交流ワークショップ 
終了後、会場近隣にて懇親会あり(有料、希望者のみ)申込フォームにて参加を申し込まれた方には、別途ご案内を差し上げます。

スケジュール予定

9:45-9:50開会式
9:50-10:50基調講演
11:00-12:00事例発表
13:00-14:45ワークショップ
15:05-15:55事例発表
16:00-17:15事例発表
17:15-17:25閉会式
18:00-懇親会

参加費

一般
3,000円
NPO法人WRO Japan会員1,000円
学生1,000円

出版

論文集(書籍、CD)を発行

実践実例発表の受付

事例発表募集要項はこちら

▶事例発表募集要項(ver.1.0)
▶word事例発表作成ひな形(word)

※発表者の皆様は、発表申込書(募集要項の中にあります)とは別に、上記の参加申し込みフォームから参加登録をお願いいたします。

基調講演

タイトル:「ロボットプログラミングの魅力!」

東京都小金井市立の前原小学校で校長と務める松田氏は、学校におけるプログラミング授業を実践する第一人者です。 今回、松田氏を当シンポジウムの基調講演に招き、学校の現場における実践を踏まえたロボットを使ったプログラミング教育の魅力をお話しいただきます。 
 レゴ マインドストームを始め他のロボットや、Scrachなどのビジュアルプログラミングについても実践されている先生だからこそ、伝えられるお話があると思います。 

松田 孝氏/小金井市立前原小学校 校長

東京学芸大学教育学部卒、上越教育大学大学院修士課程修了、東京都公立小学校教諭、指導主事、主任指導主事(指導室長)を経て、多摩市立東愛宕小学校(現、愛和小学校)に赴任、2016年4月からは小金井市立前原小学校校長。2016年度、総務省「プログラミング教育事業推進会議」委員、「地域IoT実装推進タスクフォース人材・リテラシー分科会」委員も務める。 
 「子どもたちは、毎日ランドセルを背負って過去にタイムスリップしている」「従来授業はクソゲーだ!」という相当の危機意識をもって、情報端末積極的活用で、100年以上変わらない初等公教育のリデザインを実践する。2017年度は総合的な学習の時間で探究的テーマ(ロボット(AI)って、何?ー6年生等)を設定し、3年生以上は35時間のプログラミング授業を実践する。 
 総授業時間数の1/10のプログラミング授業で、第4次産業革命に真に対応できる授業実践革命を現場の事実として示すべく奮闘中! 2017年11月25日土曜日、授業(学校)公開予定。 
 前原小は2018年度、総務省の「先導的教育システム実証事業」協力校(フルクラウドモデル)、「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業協力校。

ワークショップ

テーマ:「小中高の発達段階に合わせたプログラミング教育を考える」

小学校でのプログラミング教育が2020年から必須化となるが、中学校と高校においてはこれを意識した教育を考える必要がある。
AI・ロボット時代では全ての人にプログラミングに関する知識が必要と言われている。そのような時代に対応するためには、どのような流れで何をいつ教えればいいか。各種情報をインプットし、グループでディスカッションすることで、いろいろな学びのパターンを考えます。
インプットは、ITシステム開発やITシステム利活用スキル、大学での情報処理に関する学部標準カリキュラム、文科省が公開した発達段階に関する学びについても紹介します。高等教育機関での学びも含め、小中高での学びを参加者全員で考え共有します。 

参考 
小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)
情報処理学会 情報専門学科におけるカリキュラム標準
情報処理学会 大学の教養教育としての情報教育の知識体系
iコンピテンシディクショナリ解説書

事例発表題目および発表者一覧

(敬称略・発表順)

 タイトル発表者・共著者
1ビニールハウス内での農薬散布による健康被害を防ぐロボットの設計と開発尾崎慶悟,波江野勉,高木基樹,大森康司,蓮田裕一
2myRIO とEV3 による画像解析とARC ロボットの設計製作宇賀神理恵,波江野勉,高木基樹,大森康司,蓮田裕一
3教育プログラムの参加者数増加とその対応について中高大連携「実践的ロボット教室」より畑田智美,岡崎亮介,小林華奈江,桑原怜夢,岸本正憲,酒井茉耶,近藤瑞紗,金子隆人,垣本大輝,森田香穂,仲島浩紀,八尋 博士
4ロボット活動を通じた自由なモノづくりの実践例 ~教室の環境測定の可視化~八尋 博士,馬淵 成美,日置 慎治
5初等教育向けプログラミング教材の評価と課題 ~小学校教員による Wedo や Osumo 等の制御教材の効果と評価~山口幸菜,橋本海斗,山本利一,水谷好成,佐藤正直
6ICT機器やプログラミングに対する教員の意識調査 ~思考支援ツールを活用した学習履歴の分析・評価~鈴木航平,山本利一,岳野公人,工藤雄司,北畠謙太郎
7情報のデジタル化や処理の仕組みを学習する指導過程の提案中圓尾陸,山本利一,荻窪光慈,伊藤大河
8新学習指導要領に対応したプログラミング学習の提案 ~プログラムによる計測・制御の教材の開発~永谷和俊,山本利一
9プログラミング言語の差異による指導の在り方と工夫木村真人,山本利一,滝島聖也,川崎直哉,本村猛典,小熊良一

当日スケジュール

2017年7月15日(土) 科学技術館

第10回 科学技術におけるロボット教育シンポジウム プログラム (2017)
9:20受付開始
9:50開会式
10:00【基調講演】
「ロボットプログラミングの魅力!」
松田孝氏(小金井市立前原小学校 校長)
10:55基調講演終了・休憩
11:00【事例発表(1)】
ビニールハウス内での農薬散布による健康被害を防ぐロボットの設計と開発
  尾崎慶悟(帝京大学理工学部学生)、波江野勉、高木基樹、
  大森康司、蓮田裕一(以上 帝京大学理工学部)
11:15myRIOとEV3による画像解析とARCロボットの設計製作
  宇賀神理恵(帝京大学宇都宮キャンパス地域経済科2年)、波江野勉、
  高木基樹、大森康司、蓮田裕一(以上 帝京大学理工学部)
11:30教育プログラムの参加者数増加とその対応について 中高大連携「実践的ロボット教室」より
  畑田智美、岡崎亮介、小林華奈江、桑原怜夢、岸本正憲、酒井茉耶、近藤瑞紗、
  金子隆人、垣本大輝、森田香穂(以上 帝塚山大学現代生活学部こども学科)、
  仲島浩紀、八尋博士(以上 帝塚山中学校高等学校)
11:45ロボット活動を通じた自由なモノづくりの実践例
~教室の環境測定の可視化~
  八尋博士、馬淵成美(以上 帝塚山中学校高等学校)、日置慎治(帝塚山大学)
12:00ランチタイム
13:00【ワークショップ】
【小中高の発達段階に合わせたプログラミング教育を考える】 
15:30休憩
15:45
【事例発表(2)】
初等教育向けプログラミング教材の評価と課題
~小学校教員によるWedoやOsumo等の制御教材の効果と評価~
  山口幸菜、橋本海斗、山本利一(以上埼玉大学教育学部)、
  水谷好成(宮城教育大学)、佐藤正直(上板橋第三中学校)
16:00ICT機器やプログラミングに対する教員の意識調査
~思考支援ツールを活用した学習履歴の分析・評価~
  鈴木航平、山本利一(以上埼玉大学)、岳野公人(滋賀大学)、
  工藤雄司(茨城大学)、北畠謙太郎(メディアファイブ)
16:15情報のデジタル化や処理の仕組みを学習する指導過程の提案
  中圓尾陸(伊奈学園中学校)、山本利一、荻窪光慈(以上埼玉大学)、伊藤大河(共栄大学)
16:30新学習指導要領に対応したプログラミング学習の提案
~プログラムによる計測・制御の教材の開発~
  永谷和俊(三室中学校)、山本利一(埼玉大学)
16:45プログラミング言語の差異による指導の在り方と工夫
  木村真人、山本利一、滝島聖也(以上 埼玉大学教育学部)、川崎直哉(上越教育大学)、
  本村猛典(群馬大学教育学部)、小熊良一(群馬県総合教育センター)
17:00閉会式
17:15終了
17:30【懇親会】
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