狛江市立狛江第一小学校でのプログラミング授業

2025-11-01

  10月14日(火)、15日(水)の2日間にかけて、狛江市立狛江第一小学校6年生(全5クラスと特別支援学級)を対象とした「プログラミング授業」をおこないました。

 2日間を通じて島田理事長が講師となり、狛江第一小学校いずみ学級の教員であり、WRO Japanの事業運営協力者でもある二瓶教諭が両日サポートをして下さいました。

 子どもたちは、まず60年前に北陸地方をおそった大雪のニュース映像を見て、対処が人力しかなかったためいかに大変だったかを知り、そして最近の大雪の際にはロボットが稼働することで除雪の効率性や作業者の安全性が格段に改善された様子もニュース映像で見て、技術開発の推進が私たちの日常生活の改善と平和維持に欠かせない重要なものであることを学びました

 そして、いよいよ二人一組のチームで、講師が提示した「ミッション」に挑戦しました。

‍今日のミッションは被災者に食料を届ける!

‍一斉に動き、そして止まると「すげー!」の声が

‍どうやって食料を運ぶか皆で相談

何回もプログラムを修正します

最後は、各チームのロボットの動きを皆で見ました。無事届けられるかな?

  子どもたちは、最初はなかなかうまくいかなかったものの、チーム内で相談しながら何回も挑戦し、うまくいったチームには拍手と称賛の声があがるなど、和気あいあいと楽しんだ様子でした。

  以下が子どもたちの感想の一部です。

―トライ&エラーでプログラムを作ることができた。本番では失敗してしまったけど、これからの社会でプログラムを使うことが多いと思うから今回の経験を大事にしていきたい。

―今回の学習でプログラミングがどのようなものかわかった。車に正確なプログラミングをして事故を少なくできると思った。

―最初はうまくいかなかったけど、少しずつ距離とかを変えてうまくいくものを見つけていく試行錯誤が大事だとわかった。

―実際にロボットを動かしてみて、一回では成功しなかったけど、工夫したり直したりしてめっちゃ大変だったけど楽しかった。

 

  講師からは、「ロボットを使うことで、動きが目に見えるからプログラムの間違いがすぐわかる。大人も、成功の前には数えきれない失敗をしている。失敗は決して恥ずかしくない。失敗したら次はどうしたらいいかを考えてほしい」というメッセージがありました。

 私どものプログラミング授業の提供をご快諾いただき、そしてご協力いただいた狛江市立狛江第一小学校統括校長先生、副校長先生、6年生担任の先生方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

最後にミッションをクリアしたチームのロボットの動きをご覧ください。 こちらをタップ