WROとは
ABOUT

WROとは

WRO® (World Robot Olympiad) は自律型ロボットによる国際的なロボットコンテストです。世界中の子どもたちが各々ロボットを製作し、プログラムにより自動制御する技術を競うコンテストで、市販ロボットキットを利用することで、参加しやすく、科学技術を身近に体験できる場を提供するとともに、国際交流も行われます。
 NPO法人WRO Japanは、WRO®ナショナルオーガナイザーとして他国ナショナルオーガナイザーとともに国際大会の運営や継続的発展に協力し、国内では、国内決勝大会を開催しています。
WRO国際の公式サイトはコチラ

purpose

開催の目的

World Robot Olympiad brings together young people all over the world to develop their creativity & problem solving skills through challenging & educational robot competitions.

教育的なロボット競技への挑戦を通じて、彼らの創造性と問題解決力を育成します。

creative problem solving

創造性と問題解決力を養おう

教育的なロボット競技への挑戦を通じて、創造性と問題解決力育成を目的としています。
科学技術への関心・意欲の向上、ものづくり人材の育成も目標となっています。

teamwork

チームワークでコミュニケーション力もUP

WROでは小学生から高校生までの子どもたちがチーム(子ども2名とコーチ«大人»1名)を組んで競技に参加します。
チームでアイディアを出し合いながらプログラミングをし、各種競技に挑戦し競い合います。

experience

先端科学技術を
体験する

ロボットは、メカトロニクス、通信、コンピュータ技術の集積体です。パソコンの画面に向かうだけでなく、ロボットを作り、プログラムし、動かすことで、子どもたちは先端科学技術に直に触れることができます。

COMPETITION

競技会内容

categories

カテゴリ―

競技は、
① 仲間と共にロボットを組立て、与えられたミッションをクリアしながら速さを競う競技(ROBO MISSION)、
② SDGsを意識したテーマに沿った社会的課題に対し、ロボットを使ったソリューションをプレゼンテーションする競技(FUTURE INNOVATORS)、
③ 変化していく状況にどう対処できるかを問われる対戦競技(ROBO SPORTS)、
④ AIを活用したロボットによる自動運転の競技(FUTURE ENGINEERS)があります。

TEAM

チーム制

コーチ1人(20歳以上の大人)、選手(児童・生徒)2~3人でチームを作り参加します。

robot

プログラミングによる自律型ロボットを使用

リモコン操作ではなく、ロボット製作とプログラム開発のトータル技術で競う自律型ロボットコンテストです。ロボットを組立て、その動きを制御するプログラムも子どもたちが開発します。何度も実験し、そして作り上げたロボットとプログラム。子どもたちの意志がロボットの動きとなって競技します。

for beginners

ロボットコンテスト
初心者でもOK

市販ロボットキット、ソフトウェアを使用するので、工業専門環境がなくても 参加しやすいコンテストです。
また、WRO Japan独自ルールを使用した、初心者向け部門の競技会も開催しています。

Participate

参加方法

①世界に挑戦しよう!

WROは、国内地区予選会や事前審査などへの参加からスタートします。
各地区では体験教室や講習会の実施もあり、広く参加を募ります。 地区予選会での優勝チームは、Japan決勝大会に選抜出場します。Japan決勝大会で優秀チームを選抜、代表チームとしてWRO国際大会にsai派遣します。WRO国際大会は各国より選抜された代表チームによる競技大会です。

②世界中の参加者と交流しよう!

2019年のWROハンガリー大会では、85以上の国と地域から約400チームが参加し、日本からは17チームが参加しました。

WRO 2022 Japan決勝大会についてはこちらから
history

WROの歴史

WRO開催の経緯

2004年、シンガポール国立サイエンス・センターの発案により、13ヶ国が参加して第一回WROが開催されました。

日本では、産学の有志によりWRO Japan実行委員会が組織され、財)科学技術振興財団(科学技術館)の協力を得て、ロボット、組込みシステムをテーマとした子どもたちの科学技術への興味意欲の向上、ものづくり人材育成を目的として2004年より活動を開始し、第1回WROシンガポール大会から参加しています。2008年、NPO法人WRO Japanを設立しました。

WROの国際的な広がり

2004年、第1回大会ではアジアを中心とした13ヶ国・地域、4,468チームが参加。
2008年横浜で開催された国際大会では、世界中で参加したチームが10,000チームを超えました。
2019年には、参加国・地域が85に。アジアを中心として発展したWROは、中近東、ヨーロッパ、北米・南米、 アフリカへと広がっています。

日本国内大会の広がり

2004年に9地区の予選会から始まったWROは、現在37予選会に拡大。
各県での予選会開催を目指します。各予選会は、その地区の団体により運営されています。(大学・専門学校・NPOなど)
各地区でロボット教室を開催したり、地元教育委員会と協力して小学校への出前授業を開催したりと、WROを通じて活動の輪を広げています。

PAST

過去の大会一覧

WRO 2022